タイのレストランでナンパしたら女の子にハニーと呼ばれるようになった話④

 

~前回のあらすじ~

出会って4回でお母さんに紹介

 

それでは本編です。

 

いきなりの事にフリーズしてしまったぴよひこ。

必死に頭を回転させたが、どうやったって会って4回目の自分が相手の親に会う理由がなかった。

「え、なんで?」

素直に心の底から出てしまった言葉だ。

「いい人がいたことをお母さんに教えたいから。」

 

いやいや早いと。僕の中ではまだ付き合ってもないしましてや両親に紹介なんて向こう10年はしたくない。

 

「光栄だけど彼氏としては会えない。友達としてならいいよ。」

 

いままで付き合うなどの話はしていなかったけど数回Hをしたのは事実である。

確かに相手がそういう風に思ってもおかしくはない。ここは思い切って関係をはっきりさせようと、

「僕の事を好いてくれるのはうれしいし僕も好きではあるけど、まだ付き合うとかは考えられない。そういう関係になるのはもっとお互いの事を知ってからがいい。」

 

そう伝えるとレストラン子は表情をくもらせ寂しそうな顔で僕を見る。

「あなたはたぶん私の事を好きじゃないでしょ…」

 

完全には否定できない自分がいた。僕がレストラン子に抱いていたのは好意というよりは慈悲に近い感情だった。

何も言えないでいる僕に、彼女は「あなたが欲しい。」と寂しそうに言ってきた。

 

どうするのが正解だったのかはわからなかったけれど、少なくともその時の自分は真摯に彼女のその願いに向き合うのが正解だと思い、一夜を過ごした。

レストラン子はいままでで一番激しく自分の事を求めてきた。これは想像だけれど僕の事を忘れる為だったように思う。

次の朝、少し寂しそうな笑顔を見せて彼女は帰っていった。

 

後日、僕は師匠にこの一連の件を相談した。

師匠は、僕に次のようなアドバイスをくれた。

「タイ人は日本人が考えられないほど感情で生きている。たまたまレストランで働いてたら自分より金持ち日本人がナンパしてきて、体の関係にもなったらどう思う?付き合いたいと思うだろうし好きになるに違いない。その辺まで考えてながらタイ人に接さなければだめだよ。」

 

確かにその通りだ。こちらに来てワクワクしていた僕はとりあえずナンパをしてセックスをする事しか考えてなかった。男女である以前に人と人との接し方として全然真摯じゃない。

 

また、彼女を家に住まわせてあげようなどと考えた自分が恥ずかしかった。たしかに彼女を住まわせてあげることは簡単だし彼女はいい暮らしをできるようになる。だがそのままずっといるなどはありえないし、その覚悟もなかった。

となると彼女はいずれ自分の力でまた暮らさなければいけないようになる。その時に彼女はまたあの2000バーツの家に戻って暮らせるだろうか?

与えるのは簡単だがそれが決して正しいとは限らない事をようやくこの時理解した。

 

もう二度とこのような独りよがりな接し方はやめようと誓ったぴよひこであった。

 

その後、彼女とは会っていないし連絡もしばらくして取り合わなくなった。

彼女に声をかけたターミナル21に行くといつも彼女の寂しそうな笑顔を思い出し、真摯に真正面からタイ人に向き合おうと思うのであった。

2 件のコメント

  • めっちゃ面白いです笑
    今日見つけたんですけど全部投稿見て見ました
    まだ高校生何であれですが、大学生になったらタイに行ってみたいです笑

    • ありがとうございます!
      僕自身、ある方のブログがきっかけでタイに来て、こうしてブログを始めたんでそういって頂けると本当にうれしいです。
      是非、タイにお越しの際は声をかけてくださいね! 一緒にディープなタイライフを満喫しましょうwW

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